about

StringraphyLabo

ストリングラフィ奏者、鈴木モモによる音の実験室。
ストリングラフィ奏者として活動を始めて9年目の2011年、ストリングラフィの新たな可能性を追求すべく、様々なアーティストとのコラボレーションライブや、パフォーマンスを開始。

楽器として多様な面を持つストリングラフィは、音階以外にも、鳥や動物の声、風など自然を彷彿とさせる音、パーカッション、ハーモニクス、ノイズ音、人間の声のような音まで、様々な「音」を出すことができる。
その場に合わせて張られた糸は美術作品のようでもあり、糸から生まれる音とその風景は、非日常の空間−サウンドインスタレーション−と化す。

StringraphyLaboでは、日常と非日常、サウンドスケープでありインスタレーションとも言えるような「ゆらぎ」を持つ空間を、ストリングラフィの持つ「音」で創り出したいと思っています。

StringrapphyLabo is laboratory by Stringraphy player Momo Suzuki. Start from 2011 looking for  new possibillities of Stringraphy.  Stringraphy is a musical instrument created by composer Kazue Mizushima in 1992.One of the unique instrument in the world, Stringraphy made of silk thread and papercups. Stringraphy produces sounds in birds,animal,wind,and more nature sounds. Make otehr various sounds from harmonics,noise,like a human voice. Thread stretched according to place is like a sound installation and the sound is sounescape.

Stringraphy official HP https://stringraphy.wordpress.com/concert/


鈴木モモ(Momo Suzuki)

2002年 ストリングラフィ・アンサンブルでストリングラフィ奏者として活動開始。国内外のコンサート・WSなど多数出演。2011年 より『StringraphyLabo』と称し個人の活動を開始。ストリングフィを使いライブ活動・企画を手掛ける。
主にコラボレーションライブ『StringraphyLabo』シリーズや自身の見た夢を元に空間を創る『という夢を見た』シリーズ、またサウンドスケープを取り入れた実験的試みの『即興カフェ』『オトフル風景』他にもWSなど活動の幅を広げる。

幼少時にハンガリーの作曲家コダーイが創案したコダーイシステムによる合唱団に入団、ハンガリー民謡を元に作られた合唱曲や日本のわらべうたに習い親しみまた楽器研鑽を経て音楽に親しむが、大学卒業後はアートギャラリーに勤務するなど芸術全般に関心を持つ。またこれまでに、自宅を開放したスペース(minacha-yam)ではWSやお話会、個展、映画上映などのイベントを企画・開催、ヴィーガン料理の作制提供など、音楽のみならず多方面での活動を行う。

2020年3月 御茶ノ水Rittor Bassからの配信ライブ「New Stringraphy – voice of Bamboo & Deerskin」はフレームドラム専門工房『音鼓知振』の久田祐三氏の作制した鹿革と竹で作られたストリングラフィ2本で演奏するという新しい試み。
https://bit.ly/2IvM8xp
また、同 Rittor Bass にて2019年7月に録音した「という夢を見た」個展のための音源「Strings of Dream」はネットでの配信予定。(2020年11月現在)

国立音楽大学教育音楽学部教育音楽学科第Ⅱ類卒業。

主な活動
★「StringraphyLabo」
3台のストリングラフィのあるスタジオ・イヴでのコラボライブシリーズ(2011ねんより)
2018年 vol.12 立石剛(美術家)
2019年 vol.13 喜多直毅(ヴァイオリニスト)
2020年 vol.14 谷口界(サーカスパフォーマー)
ほか

★「という夢を見た」
自身の夢を綴った本「夢を見たのです」を元に展示とパフォーマンスで夢の空間を作り上げる。
2019年9月 阿佐ヶ谷白線ギャラリー
・市松(朗読・動き)+ 野瀬山瑞希(朗読・動き)
・雫境(舞踏)+ 御代田直樹(映像)
・直江実樹(Radio) +  御代田直樹(映像)

「即興カフェ」
 カナダのミシェル・シェーファーの提唱したサウンドスケープを研究した音楽家 / ササマユウコ氏と2015年よりはじめたプロジェクト。サウンドスケープの哲学から音と言葉を用いた「オンガクの内と外」を思考実験する場。
これまでにゲストとして、等々力政彦(トゥバ音楽研究家) 石川高(笙) 雫境(舞踏)ほか、などと場を作る。

★WSなど
 201611月 ひょうげんのあそびばWS「糸とコップで奏でて遊ぶ」
/ 長嶺麻貴(舞台美術家・アーティスト)鈴木モモ(ストリングラフィ演奏家)
 20196月 神奈川県立音楽堂オープンシアター「ゆれる糸の部屋」
    /山本和智(作曲家)鈴木モモ(ストリングラフィ)
 20199月 日野市キャナルマーケット in ぶどう園 / 楽器制作WS /鈴木モモ

—— 夢を見るのです。現実との境界面のような不思議な夢は、私というものの独特な感性、目には見えない私自身なのでしょう。夢の中の私と現実の私、その「間」の世界を表現すること、あやふやで曖昧な私をかたちにすること。そんなことができたら。

鈴木モモに初めて出会ったのは、とあるデモの人ごみの中でだった。
その時の彼女は、まぶたに黄や緑の色を乗せていた。
それはたとえば目を大きく見せるとか陰影をつけて何かしら加工するといったメイクとは全く異なり、鳥や虫たちが生まれながらに美しい固有の色をまとっている、そういうものと同じ感じがした。
そしてふと、背中に透明な羽根を持っているようにも見えたのだった。
たくさんの人間の中に混じっている人間ならぬ雰囲気のヒト。それが第一印象だった。
その出会いの直後に彼女はStringraphyLaboをスタートさせ、私も観に行くようになった。
彼女が糸と糸の間を縫うように動き為されるものは、鳥や虫をはじめとした生きものたちとそれをとりまく営みの全てのようだった。
おしゃべり、愛のうた、風、光、粒、交わる、突き刺す、震える。生、そして死。
なぜだか河原を歩いているような気持ちになった。
河原を散歩している時に聴こえてくるのは、幼い頃からの馴染みの心安らぐ音であり、そうでありながらいつのまにか私たちを未だ行ったことのない向こう岸へと連れて行きもする。
鈴木モモは、透明な羽根で糸の間を行ったり来たりしながら、そんな景色を私たちに見せてくれる。(真島陽子)

 


ストリングラフィ(Stringraphy)
作曲家、水嶋一江が考案した絹糸と紙コップでできたオリジナル楽器。最大13mもの糸を張り、さまざまな音域の3台のストリングラフィでアンサンブル演奏を行う。ストリングラフィ・アンサンブル(スタジオ・イヴ)ではクラシックからポップスまで多様な曲を演奏、日本各地で海外でも演奏活動を行う。

http://stringraphy.com